Blog
Scroll Down【施工事例まとめ】建築家・伊藤雅章先生 #1

こんにちは、MABUCHIです。
今回は、建築家・伊藤雅章先生が設計した施工事例をご紹介いたします。
「テラスをコの字に囲む平屋の家」

■伊藤先生のコメント
奥様が考えた図面やプランがとても素晴らしく、建築についても大変熱心に勉強をされており、必ず希望にお応えするよう思いが高まりました。

当初は2階建てを想定していましたが、ヒアリングを通して整理していく中で、
コンパクトかつ家族の繋がりを重視する方が暮らしやすさに繋がるのではと考え、あえて平屋でのご提案をし大変気に入っていただけました。

リビングと開放的なテラスとの連続性を重視し、いつでも家族が自然に集まれるよう考慮。
ホテルライクな雰囲気や、使いやすさにこだわったオリジナル造作キッチンなど、随所にこだわりが詰まった素敵な家が完成いたしました。
「築200年の古民家をフルリノベーション」

■伊藤先生のコメント
江戸時代から住み継いできた、愛着ある築200年の古民家を大規模改修したいとご要望頂きました。脚が不自由なお母様がストレスなく暮らせるよう、アプローチから室内まで完全バリアフリー設計にしています。

玄関を入ると、ダイナミックな吹き抜けのホールが広がり、無垢の木のやさしい香りが漂います。見上げれば、存在感たっぷりの太い柱と梁が交差し、民芸館のような雰囲気を演出しました。間取りはほぼ変えず、体に優しい自然素材に張り替え、断熱・耐震性能を強化。

またオール電化にすることで、現在の暮らしにマッチした心地いい平屋に生まれ変わりました。日本建築の伝統と先端技術が融合した住まい。家族の想いを柱に刻みながら、次の100年へと住み継いで頂けることでしょう。
「森に浮かぶ家」

■伊藤先生のコメント
敷地は畑と樹木に囲まれた、野鳥やリスもいる静かな立地環境。しかし周囲から1メートル以上窪んだ盆地のような土地で、北側に樹木があることで風が抜けにくく湿気の多いジメジメとした場所でした。

クライアントの最大の要望は湿気でカビの生えない風通しの良い住まい。「盛土をして敷地の高さを上げるより、建物全体を浮かせてピロティにすれば、風が抜け湿気がこもらない上に、視界も開ける」とご提案しました。

さらに湿気の原因となる樹木たちを味方につけ、室内から見ると森の中に住んでいるかのように窓の大きさや位置を計画しました。
リゾートホテルのような雰囲気を、との要望に、内外観はシンプルなデザインとカラーコーディネイトで落ち着いていて高級感のある住まいに設えました。猫ちゃんのためのキャットウォークがリビングのアクセントになっています。

また生活に欠かせないSIC、パントリー、WIC等の収納には最大限のスペースを確保しました。
一旦敷地に入るとそこだけがまるで別荘地のような異空間になり、シンプルと快適を満たす、リゾートでくつろいでいるような、「森に浮かぶ家」となりました。
次回は【建築家紹介】をお届けします。
お楽しみに!