新築
中庭
シンプル
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RHYTHM and Plum tree
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INTRODUCTION &
OUTLINES
東側には4mの道路があり、周辺は田畑が残る自然環境に恵まれた場所である。敷地は東西に長く、比較的ゆったりとしている。この敷地の西側に「梅の木」を植栽するところから、この建物の配置計画はスタートした。 建物は、2階部分を主な「 生活の場 」として平面 断面計画を行っている。 1階には、寝室など特にプライバシーを守る事の必要な部屋を配し、2階は家族の集まるリビングダイニングを中心としたワンルームのスケルトン空間である。3段のスキップ階段とガラス張りの中庭を配置する事により、リビングとダイニングキッチンを無理なくゾーニング。どこにいても家族の気配を感じられながら、各々の過ごし方にも自由性を持つことが出来る。中庭は、この建物にとって開放と分割に緩やかなエッセンスをもたらしている。窓の配置には、通風や採光といった快適効果と、視覚的なリズム効果を持たせている。特に「光」と「灯」について、建物の内外それぞれからの表情を大切にした。「室内にこぼれる光」と「屋外にこぼれる灯」は、昼夜でそれぞれの役割を存分に発揮する。室内に取り込まれる自然光は、暮らしを健康的で快適なものにする。夜間には、照明が寛ぎの時間に彩りを添え、さらに屋外からの表情も趣深い。様々な心地よい感覚をもたらす「光と灯の効能」も考慮することは、この建物において必要な要素であると考えられた。 さらに特筆すべきは、建物西側の大きな開口部である。ここからは、移設して植栽した梅の木を眺めることができる。梅の木は寿命が長く、日本の春を告げる代表的な花木であり、秋の落葉までの表情も豊かである。ここに住むご家族と共に、これからも四季折々の風情を湛え「時」を紡いでいってくれることであろう。
- 所在地
- 浜松市
- 設計
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